

STAMP AND DIARY
コートを脱ぐ季節になったら、やっぱり着たくなる白いシャツ。白地に白い糸で刺繍をほどこした“白×白”の刺繍シャツは、一枚あると着こなしの幅がぐっと広がるアイテムです。刺繍シャツにフォーカスしたスペシャルコンテンツ「刺繍シャツのすべて」第3回は、この“白×白”の刺繍シャツを取り入れた、4つのコーディネートをご提案します。
「ラウンドカラーフレア切替ブラウス」は、ヨーク部分だけに刺繍生地をあしらい、ひかえめに個性を主張するデザイン。後ろ身ごろが長めにとられ、裾に向かってふわりと広がるシルエットで、パンツとの相性が◎。今回は、このブラウスに、アイボリーのストレートのタックパンツを合わせました。太すぎず、細すぎず、少しゆとりがあり、履き心地抜群の万能ボトムスです。
ペールトーンのやわらかなグラデーションを描くこのスタイルで、アクセントとなっているのが、インナーの赤のモックネックニット。上にシャツを重ねることで、レインドロップ刺繍がふわりと浮かび上がります。気分によってインナーを変えても◎。
POINT●首元から見える、赤のモックネックニットとリップカラーをリンクすると、さらに洗練された印象に。かわいらしい印象のスタイルを、メンズライクな黒のレースアップシューズでバランスをとって
コーディネートアイテム
あたたかい季節になったらぜひ挑戦したいのが、全身白のワントーンコーデ。今や定番となったワントーンコーデですが、これまでなかなか挑戦できなかった人も多いのでは? 特に「白」はむずかしそう、なんて声を聞くこともあります。
そんな方に、ぜひ手にとってほしいのがSTAMP AND DIARYの刺繍シャツです。白地に白の糸で刺繍をあしらったシャツなら、全身白でものっぺりとせ
ず、コーディネートに繊細なニュアンスが添えられ、洗練された印象に。
「ベルトカラータックブラウス」は、前身ごろと後ろ身ごろにタックがほどこされた、裾がゆるやかに広がるフォルム。フルレングスのワイドパンツとも相性が良く、アウトしてそのままボトムに合わせるだけでバランスがとれます。
POINT●ネイルはサックスブルー、アイシャドウはチェリーピンク。真っ白コーデにやさしいペールトーンをメイクでさりげなく添えれば、春にぴったりなスタイルの完成
コーディネートアイテム
森に広がる枝葉が刺繍で描かれ、小さな丸襟がついた「ラウンドカラーバックタックブラウス」は、単体で見ると、かわいさと女性らしさが際立つデザインです。スカートに合わせてフェミニンなスタイルを楽しむのはもちろん、実はこんなメンズライクなスタイルに落とし込むこともできるんです。
股上の深いボリュームパンツにインすれば、大人っぽく、かっこいい着こなしに。パンツの色は深みのあるチャコールブラウン。クールながら、黒よりもやわらかな印象の絶妙な色合いです。そしてポイントは、インナーに合わせた白いハイネック。かわいい印象の丸襟も、シックな印象に見せてくれます。
POINT●バックタックはボトムにインしてもその美しさが際立つ。足元は白のレザーパンプスにショッキングピンクのソックスを合わせて。かっこいいスタイルのなかにも遊び心を
コーディネートアイテム
前身ごろと袖に刺繍生地をあしらった「ボートネックワイドプルオーバー」は、パンツやスカートなど、どんなボトムにも合わせやすいので、ワードローブにあると重宝する一着。プルオーバーはシンプルなアイテムですが、刺繍が入ることでぐんとはなやかさが増すので、日常着としてはもちろん、ビジネスシーンやきちんとした場所でも活躍します。裾にはコードが付いているので、ぎゅっと絞ればかわいらしい印象に。
このコーディネートでは、シルムッカ刺繍のプルオーバーを、黒のセミロング丈のタックプリーツスカート、黒のレースアップシューズと合わせました。モノトーンコーデはシンプルに見えて、一歩間違えると地味になりがち。刺繍という奥行きある表情が添えられることで、個性的に見せることができます。
POINT●鮮やかな色はモノトーンと相性がいいので、ぜひソックスやバッグなどの小物に取り入れて。もちろんモノトーンで統一してかっこよくまとめても
コーディネートアイテム