ペルーの豊かな自然と、受け継がれてきた手仕事の技から生まれる、utilitéのペルーシリーズ。
ペルーニットに使われるのは、「ハイランドウール」と呼ばれる上質な羊毛。
素材の魅力を最大限にいかしながら、現地の編み子さんたちが家庭用編み機で一枚ずつ丁寧に編み上げています。

さらに、アルパカを贅沢に使用した畦編みのベストも新たに加わりました。

冬の装いに、ふんわりとした軽さと、包み込むようなあたたかさを添えてくれる。
utilitéらしい、あたたかなニットコレクションです。
現地での製作風景も、あわせてご紹介します。

今年のハイランドウールは、定番のモックネックベストとタートルネックに加えて、クルーネックプルオーバーを復活させました。
どれも、袖を通すだけで冬の気分が高まる一枚。
シンプルなデザインだからこそ、糸そのもののぬくもりと、編み地の表情がいきるコレクションです。

今季新たに加わったブラウンは、温かみのあるカラー。
落ち着いたトーンながら、やわらかく優しい印象に。ナチュラルなコーディネートにもよくなじみます。

南米ペルーには、標高4000mを超える山々が連なるアンデス山脈があります。
その厳しい自然環境の中で育つ羊の毛は、しなやかで強く、抜群の保温性を誇る上質なウール。
ペルーでは、この「ハイランドウール」と呼ばれる羊毛を使ったニットづくりが古くから行われています。
現地で編み物を手がける人々の多くは、農業を中心とした暮らしを送りながら、その合間に家庭用編み機で一枚ずつ丁寧に編み上げています。
こうした手仕事は、地域の大切な産業のひとつとして、彼らの生活を支えています。

毎年人気の、モックネックベスト。
絶妙なシルエットと着まわしやすさで、長くつくり続けている、定番アイテムです。

ゆるやかなモックネックと、リラックス感のあるシルエット。
シャツやワンピースなど、どんなインナーにもさっと重ねるだけで、自然とバランスのとれたスタイルが完成します。
ペルーニットならではの、やわらかな風合いとあたたかみ。
冬の装いをやさしく包み込む一枚です。

こちらも毎年人気の、定番タートルネック。
冬本番に活躍する一枚です。

ゆったりとしたシルエットながら、すっきりと見える絶妙なバランスが魅力。
肩を落としたドルマンスリーブで、リラックス感をプラスしました。

袖口と裾にはロールデザインをあしらい、さりげない抜け感を演出。
タートル部分は高さがありながらもやわらかく、くしゅっと立てても、折り返しても美しく決まります。

ゆったりとした身幅に対して、着丈をやや短めに仕上げ、すっきりと見えるデザインに。
肩を少し落としたラインが、ほどよいボリュームと抜け感を生み出します。

ネックはリブ編みで、つまり過ぎず緩すぎない絶妙なフィット感。
首元にやさしく沿い、上品な印象を添えます。
裾と袖口はリブで引き締め、レイヤードしやすいバランスに。
インナーとの組み合わせで、さまざまな表情を楽しめる一枚です。

ウールとアルパカを贅沢に使用した新作ベスト。
アルパカ全体のわずか約10％しか採れない希少なスーリアルパカは、やわらかな風合いと自然な光沢が魅力です。

リラックス感のあるシルエットで、シャツやワンピースに重ねるだけで上品でやわらかな雰囲気にまとまります。
手仕事ならではの温もりと立体感のある編み地が、ふんわりとした優しい印象に。

畦編みで編み立てることで、通常のゴム編みよりも伸縮性とふくらみが生まれ、やわらかな着心地に仕上げています。